永遠のテーマ 歯
はじめまして。暮らしのカラダLab.チトヒト、所長のちひとです。
私は基本的に病院に行きません。
もちろん、薬も飲みません。カラダの治癒力を全うさせたいからです。
しかし、こればかりはどうしようもないのかな というのが、歯の問題。
虫歯になり、ある程度まで進行してしまうと、完全な治癒は不可能だからです。
カラダのバランスを知らない歯医者は恐ろしい
歯に関しては、いろいろと痛い目を見てきました。
長らく歯医者に行っていなかったのですが、あるとき歯が痛みだし、訪れた歯医者の選択を誤りました。
虫歯を削り、詰め物をしたのですが、サイズが合わなかったのか、「グリっ!」とつよく押し込まれたのです。
歯は動きますので、その詰め物の強い圧力で、かみ合わせが変わってきました。
やがて、その奥歯からコメカミ、首筋から肩にかけての鈍痛、
さらにそれは右の頭部全体にひろまり、昼夜問わず痛みに見舞われる事となりました。
最近ではかみ合わせをきちんと勉強している歯医者さんが増えていますが、
歯医者さん選びは慎重にした方がよいでしょう。
体中の骨は常に動いてバランスをとっている
とくにかみ合わせ、顎関節は「第二の腰」といわれるほどの重要な部分で、
ここが狂うと、全身症状となってきます。
かみ合わせから腰痛、首、肩こり、その他あらゆる症状へと発展しえるのです。
私の場合は、激痛にめげず、常に頭蓋骨の調整をおこなったため、腰など、遠位の症状へ発展することはありませんでしたが、調整しても、その異物が取れない限りは原因が解決しないので、
2,3か月の間はまともに寝ることすらできないほどの状況でした。
今となっては、この激痛の経験は治療家として良い経験になったといえますが…
その時の話、やっとこ痛みが取れた経緯についてはいろいろとありますが、ここでは省きます。
歯が痛くなる前に手を打つこと
やはり予防に勝る手立てはありません。重要と思われることを上げます。
- 白砂糖を徹底して避ける
- よく噛んで食べる
- 食後すぐに食べカスを除去する
- 唾液のペーハーに注意する
- たまには歯の掃除に歯医者にゆく。
1は言わずもがなですね。白砂糖は徹底して避ける。
とはいえ、黒砂糖、メープルシロップ、はたまた甘酒でも程度の差こそあれ、同じです。
基本的に甘いもの、陰性のものは避ける、バランスをとって過食しないことが大切です。
今現在痛い、という方は摂取してはいけません。
2はよく噛んで食べることで、唾液を分泌するということです。ふだんからよく噛んで食べることで、唾液がよく出るようになります。
唾液は口腔内をきれいに保ち、歯質を再石灰化する成分が含まれております。
いかに質が良い唾液を沢山分泌するかが肝となります。
3、食後は口腔内のペーハーが酸性となっており、つまり歯が溶けだしています。唾液がペーハーを中性にもどす働きをしてくれますが、食べカスが残っていると、それも叶いません。が、食後すぐの歯磨きは、歯が溶けだしているため、よけいに歯質を削ることとなりますので、お勧めできません。
ピックや口を濯いだりで、口腔内をきれいにしましょう。
4、唾液のペーハーですが、お酒を飲んだり、甘いものを沢山食べた翌日の朝など特に、
口の中が酸っぱくて気持ち悪かったりしたことはありませんか?
陰性の物の過剰摂取で、血液は酸性に偏り、すると唾液も酸性になります。
その状態では唾液の分泌量も減るようです。
当然、歯の修復が行われないばかりか、常に歯が虫歯に向かい進行してゆく状態です。
普段から口がねちねちしたり、口臭があるかたは、その状態が慢性化しています。
食を見直し、唾液力 を高めましょう。
5、歯が痛くなってから、歯医者にゆく これは先進国では日本くらいだそうです。
普段の歯磨きをきちんとしていても、やはり自分では取りきれない汚れがたまってゆくようです。
たまに歯のクリーニング(フッ素や薬剤などは使わず)をうけに行くことで、歯を削られることを避けれます。
歯は削れば終わりです。唾液による修復はされません。
そして詰め物の隙間から新たな虫歯が進行してゆき、そのたびに削る、再治療を繰り返し、やがて歯の寿命が尽きる
ということになります。
歯石の除去に関しては、整体師として別意見がありますので、また別の機会に書きます。
できるだけ歯の自然治癒を
上に書きました「唾液力」
これが、自分でできる最大の治癒ということになります。
ではどのようにして「唾液力」を高めるか、次回に書いてゆこうと思います。
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